面接の対策としても有効!コミュニケーション能力を向上させる3つのコツ!

the two guys communicate by shaking hands

就職の面接、転職の面接、バイトの面接などなど、「面接」で受かることが求められる場面は思いの外多いです。また、職場の人とのコミュニケーションを苦手としている人も少なくありません。

そこで今回は、面接の対策としても大いに活用することができる、コミュニケーション能力を向上させる3つのコツをまとめました。

元々私自身、「面接」を苦手にしていましたが、面接の場数を踏んだり、転職の際に実際にプロから個別にアドバイスされたことを踏まえて実践したことで、コミュニケーションの能力が格段に向上して転職にも成功した実績があるので、是非この記事を読んでいる皆さんにもコツをつかんでもらい、面接を含め人とのコミュニケーションに自信を持って臨んでいただければと思います。




目次

コミュニケーション能力を向上させる3つのコツ

私の経験上、コミュニケーション能力を向上させるコツはズバリ「3つ」あります。1つ目は、人の話をよく聴くこと、2つ目は、自分から語り過ぎないこと、3つ目は、「信用できる人」と思われる人柄になること、の3つです。順を追って詳しく説明してきます。

コツ1 人の話をよく聴く

面接にしても職場の人とのコミュニケーションにしても、人とコミュニケーション(意思疎通)をとるとは、「人との会話」が中心となります。当然、相手があって会話は成り立つものなので、コミュニケーションのスタート地点は、まずはその相手の話を注意深くよく聴ききちんと理解することから始まります。

「人の話をよく聴く」というと、黙って聞いて相槌を積極的に打てばいいと思う人もいて、それも一理ありますが、大事なのはその会話の相手の話の意図(目的)をきちんと理解できている、ということです。相手の質問に「適切」に回答するためにも、「人の話をよく聴く」ことはかなり重要です!

コツ2 自分から語り過ぎない

人の話をよく聴いて、その相手の話の意図(目的)をきちんと理解した上で次に大事になってくることは、「自分から語り過ぎない」ということです。

私の経験から言うと、この点が一番勘違いしやすいポイントで、コミュニケーション能力の向上に苦心していてあと一歩という人にとっては一番のコツになるのではないでしょうか。

自分から語り過ぎない」というコツについて、「適切さ」と、「客観性」と、「柔軟性」という3つのポイントに分けて順に説明していきます。

ポイント1 相手の質問には簡潔に要領よく「適切」に答える

相手から質問をされてそれに答える上で一番の基本となるのは、「質問に答える」、ということです。どういうことかと言うと、相手が問うた質問の「答えになっていない答え」は、質問に答えたことには「ならない」ということです。

相手の質問の意図(目的)を正しく把握できてこそ、簡潔で要領を得た「適切」な回答ができます。そのためには、コミュニケーションのコツ1でも説明した通り、相手の話を注意深くよく聴いて、きちんと理解できていることが必要となります。

ポイント2 相手の質問には相手の立場に立って答える「客観性」が必要

自分自身としては、相手の質問の意図(目的)を正しく把握できて、内容としては簡潔で要領を得た適切な回答だと思うのに、いまいち会話の相手の反応が悪い事ってありませんか?それはズバリ「相手に伝わっていない」ひとりよがりの回答だからです。

このポイントを理解するのに分かりやすい場面は、面接の際の「自己PR」や「自己紹介」です。

自分を売り込みたい思いが強い程、「漏れがあったら不安」なのでエピソードを話の中に盛り込み過ぎたりして、「語り過ぎてしまう」傾向にあります。でも、安心してください!

もし相手がその話をもっと詳しく聞きたい!と思ったら、「その話もっと詳しく聞かせてくれる?」とか「例えば具体的なエピソードとかある?」と追加で質問をしてきます

「結論から述べる」のがいい、と言われる理由もここにあります。

まずは自分の話したい事の目次(要点)を話してみて、どの話をふくらませるかは相手の興味に委ねると、相手にとって「分かりやすい」回答となり「好印象」となります。この「相手の興味に委ねる」というのがポイントで、自分の言いたいことをひとりよがりにまくしたてるのではなく、「相手の立場に立って答える」ということです。

また、面接に関していえば、就職の面接の際に、「面接官の立場」に立って考えてみれば、自ずと聞かれる質問を想定することができるので、事前に対策もしやすくなります。

ポイント3 相手の出方に合わせてコミュニケーションのやり方を変える「柔軟性」が必要

コミュニケーションに必要な「柔軟性」は、サッカーなどのスポーツをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。例えばサッカーでは、「目的」(試合に勝つこと)を達成するために、「相手」(試合相手のチーム)のことを研究して、「柔軟に」戦術を変えますよね。それと同じで、「人とコミュニケーションをとる」上でもそれぞれの「目的」とコミュニケーションをとる「相手に合わせて」、柔軟にコミュニケーションのやり方を変えることが大切ということです。

ここでのポイントは「相手に合わせて」というところで、決して自分のコミュニケーションの「やり方」や「型」を無理に相手に押し付けない、ということです。

例えば、職場でのコミュニケーションの場合、人との距離の縮め方やキャラクターは人それぞれ異なっているにもかかわらず、自分の思うがままに振る舞ってしまってはいませんか?相手のことをよく観察した上で、相手のキャラクターや状況に合わせた言葉をかける、というのが「柔軟性」のあるコミュニケーションと言えます。

また、面接に関していえば、面接官の年代や業種などによっても、相手が理解しやすい「言葉」が変わってくると思うので、自分の伝えたい事を相手に分かってもらうためにはどの言葉を選んだら一番伝わりやすいかな?という視点を持って面接官の立場に立って考えてみると、面接に受かるという「目的」を達成しやすくなると思います。




コツ3 「信用できる人」と思われる人柄になる

「人とコミュニケーションをとる」とは「意思疎通をとる」ということで、上記「コツ1」と「コツ2」ではその中心となる「会話」でやりとりされる「言葉」を重点的に説明してきましたが、ここではその「言葉」以外のコツとして、その「言葉」を発するその人自身としての「人柄」について説明していきます。

コミュニケーションで「人柄」が重要視される理由

人とコミュニケーションをとる上で、その人が「何を」発したか?はもちろん大事ですが、現実問題、「誰が」その言葉を発したか?が更に重要になってきます。どんな「人柄」の人が発した「言葉」なのかによって、同じ「言葉」を相手に伝えても「信用できる人」が発した言葉かどうかによって相手の「受け取り方」が変わってくるため、「言葉」だけをとってみれば何1つ問題がなくて「伝わるはず」のものでも伝わらなくなってしまう場合があるからです。

「信用できる人」と思われるために必要な2つのポイント

では、自分が発した「言葉」が相手に伝わるように「信用できる人」と相手に思われる人柄になるためには、何が必要でしょうか? ポイントは2つあるので、順に説明してきます。

ポイント1 「誠実に」「一所懸命」相手の質問に答える

「言葉」で上手く表現できずに話下手であったとしても、相手の質問に自分なりに言葉を尽くして「誠実」に「一所懸命」に受け答えすれば、それは不思議と相手にも伝わるものです。

なお、「相手にこう思われたい」からと「狙って」行動してしまっては、その「あざとさ」がかえって相手を不快にさせ逆効果になってしまうので、やめておいた方がいいと思います。

ポイント2 最低限の礼儀やマナーを守る

「信用できる人」と相手に思ってもらうためには、最低限の礼儀やマナーを守る必要があります。社会で生きるための共通ルールとして、相手を不快にさせない知恵でもあるので、コミュニケーション能力を向上させる上では最低限学んでおく必要があります。

また、「人柄は態度に表れる」と言われるように、「言葉」を交わす以前に人はその人の「態度」を見ているため、例えば、時間を守る清潔感のある身だしなみができている人の目をみて話すなど、気を付けておかなければならない点がたくさんあります。

まとめ

面接の対策としても有効な「コミュニケーション能力を向上させる3つのコツ」について、理解していただけたでしょうか。

このコツを活用して、面接を含め人とのコミュニケーションに自信を持って臨んでいただければと思います。




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