宅建試験の勉強を「時系列」で分けると次の4つに分けられます。
それぞれの段階について全4回に渡ってご紹介している「法律の知識がないド素人でも独学で宅建試験に一発合格する」ための勉強方法及びコツの、今回は2回目の「基礎固め編」です。
前回は、宅建試験の勉強を始めたいけれども「何から始めたらよいか分からない」人向けの「入門編」でした。
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宅建試験で問われる内容についてある程度イメージが持てた次は、細かな知識について理解・吸収していく「知識の基礎固め」の段階に入ります。
宅建試験に向けて独学で勉強する際の「基礎固め」の段階で大事なポイントは次の2つです。それぞれのポイントについてこの記事では詳しく説明していくので、是非勉強の参考にしてみて下さい!
- 宅建試験の「参考書の選び方」
- 知識を定着させるために「最低3回」は基本書と問題集を「反復する」
独学で勉強する際の、宅建試験の「参考書」の選び方
書店の宅建試験コーナーに行くと、ビックリする位たくさんの種類の宅建試験に関する「参考書」がありますよね?
どの参考書を選んだら良いのか迷ってしまいませんか?
知識の基礎固めの段階で「一番最初」に重要なポイントが宅建試験の「参考書選び」です。
「参考書選び」は、宅建の試験勉強を「独学」で行うデメリットへの対策とも言えることなので、とても重要です!
実際に私がどのようにして参考書を選んだのか?
参考書を選ぶ際のチェック項目2つを紹介していきます。
「基本書」と同じシリーズで「問題集」があるモノを選ぶ
まず、宅建試験を独学で勉強する上で、どんな「種類」の参考書が必要なのか?について説明しておきます。
私の経験上、法律の知識がないド素人が独学で勉強する場合は、
宅建試験で出題される範囲の知識を「解説」している1「基本書」と、
その基本書で学習した知識を「定着」させるための2「問題集」
がまず必要です。
宅建試験の場合、試験範囲が比較的広く、扱う法律も多岐に渡っています。
日々勉強した知識をしっかりと定着させるためにも、また、数か月に渡って勉強を続けていると初期の頃に勉強したところを復習するサイクルにも注意が必要となってくるので、その効率的に復習するためにも「基本書とセット」になっている「問題集」が欠かせません。
基本書は「解説の分かりやすさ」と「知識の網羅性」を重視して選ぶ
まず、私は宅建試験を勉強する上で「基本書」を2冊使いました。
なぜ、わざわざ基本書を「2冊」も使って勉強したのか?それは、
- 解説が分かりやすくて楽しく学習できる「基本書」の方は、知識が網羅しきれていない
- 解説も詳しく出題範囲の知識を網羅している点では申し分ない「基本書」の方は、詳し過ぎて内容が難しい
というそれぞれ2つの異なる特徴を持った「基本書」を、勉強の進む段階や項目毎に自分にとって分かりやすい解説かどうかでその都度補完し合ったり、使い分けていたからです。
宅建試験が「試験」である以上、出題範囲の知識を網羅できているかは「独学」で勉強する者にとって、とても重要です。しかし、知識を網羅している基本書の場合、その内容が詳し過ぎて難しくなり、勉強の最初の段階では特に、楽しく最後まで勉強をやり切る「やる気」を削がれる要因にもなりかねません。
そこで私は、最初は楽しく分かりやすく解説した基本書を中心として使いながら、足りない部分を詳しく解説した基本書で補いながら学習する、というやり方をとっていました。
私が実際に使用して効果を大いに感じた参考書(基本書及び問題集)はこのシリーズです。
(↓↓↓最新版を載せておくので、参考にしてみて下さい。)
なお、参考書で大事なのは「自分との相性」なので、まずは口コミ等を参考にして候補となる参考書を絞ってみて下さい。
そして、書店に「実際に足を運んで」パラパラと内容をチェックした上で、自分と相性の良いものを選ぶことをおススメします!
参考までに、参考書との相性をみるために私が実際に行ったことをここではご紹介します。
参考書をせっかく買っても自分が理解できない参考書では勉強が進まないので、例えば民法の「危険負担」という項目など覚えにくい項目を選んで、候補となっている参考書全ての該当ページに目を通した上で、自分が理解しやすいと思うものを選びました。
知識を定着させるために「最低3回」は基本書と問題集を「反復する」!
宅建試験に合格するためには、何をしたらいいでしょうか?
それは、
「自分が解けない問題」を解けるようになるために、ひたすら反復して練習することです。
私の場合はあまり器用な方ではないため概ね3回以上の反復練習が必要でしたが、学習内容によって1回で完璧に理解して問題も間違えないで解ける箇所もあれば、何度学習しても間違えてしまう相性の悪い分野というのもあります。
そこで大事なのは、効率的に学習を進めるために、「自分が間違える問題だけ」を何度も繰り返す、ということです。
また、1回や2回基本書を読んだ位で問題集が解けないからといって、宅建試験の勉強を諦めてしまわないことです。法律の知識がゼロに近いド素人の場合、法律用語自体が始めの内は外国語のように感じる程馴染みがないと思いますが、徐々に慣れます!諦めずに勉強を続けている内に用語や考えた方に慣れていくので安心して下さい!
まとめ
宅建試験を独学で勉強するための「参考書選び」はとても重要なので詳しく説明しました。理解していただけましたか?
また、「基本書」と併せて「問題集」を活用することで知識を定着させていくことも大事です。その際、1回や2回解いてみて解けなかったとしても、宅建試験の勉強を諦めることはありません!10月の宅建試験本番当日に実際の問題が解ければ合格するので、解けない問題があれば何度も反復練習して解けるようにすれば、問題ナシです!合格するために、諦めずにコツコツ宅建試験の勉強を効率よく続けていきましょう!
宅建試験の「知識の基礎固め」が終わったら、次は「応用力養成」の段階です。この記事と併せて、勉強の参考にしてみて下さい!
(知識の「基礎固め編」の次の、「3.応用力養成編」はこちら↓)
https://matome-newsneta.com/tips-about-takken-3application/