現状にある程度満足している人も、
今の自分は本当の自分ではない!とばかりに
現状を打破したい人も、
少なからず心の中に「夢」を抱いている人は多いですよね。
ただ、その「夢」ばかりを見ていれば「幸せ」になれる訳もなく、
今、目の前にある「現実」とその「夢」とを
どんなバランスで扱えば「幸せ」に生きられるのか疑問に思いませんか?
今回、監督ウッディ・アレン、主演ケイト・ウィンスレットの
映画『女と男の観覧車』を見て、
「夢」と「現実」のバランス感覚に関して
「幸せ」に生きるヒントをもらったので、
夢を抱いていて今の自分を変えたい!という人に、
この映画を特におススメします!
「夢」の定義
まず、「夢」にはたくさんの定義がありますが、
ここでいう「夢」とは、デジタル大辞泉からの抜粋によれば、
➀将来実現させたいと思っている事柄
②現実からはなれた空想や楽しい考え
の2パターンあります。
現実から余りにもかけ離れていて
周りから見ればただの「空想」だとしても、
将来実現させたいと思って「何かしらの行動」を「継続」すれば
「夢」に近づきますよね。
「夢」と「現実」の危ういバランスの例
今回見た映画『女と男の観覧車』は、
監督ウッディ・アレン、主演ケイト・ウィンスレットで
1950年代のニューヨークのコニーアイランドを舞台に、主として主演のケイト・ウィンスレット扮するアラフォー女性ジニーの「夢」と「現実」の危ういバランスを描いている物語です。
ジニーの「現実」は、今ウエイトレスとして働いている私は本当の私じゃない!とイライラした毎日を過ごし、
釣りや野球観戦を楽しむ再婚相手の今の夫とは趣味も合わないし、
平凡な日常に飽き飽きしている状況。
そして、ジニーの「夢」は、子供を妊娠したことで夢半ばで諦めてしまった
舞台女優として再びライトを浴びること!
映画『女と男の観覧車』の面白さ
物語の結末を含め、詳細についてはネタバレになるのでここでは控えますが、
この映画の面白いところは
それぞれのキャラクターが抱える「夢」と「現実」のバランス感覚
です。
今更言うまでもないですが、
今、目の前にある「現実」に不満があるなら
「何かしらの行動」を起こして自分で変えない限り
「現実」は変わりませんよね。
他人に「幸せ」にしてもらおうと、あれやこれやしたところで
結局最後は、自分がどう行動するかにかかっていますよね。
心の奥に抱いている自分の「夢」と
今、目の前にある「現実」がかけ離れていたとしても
それは他でもない自分が招いていることだ、
ということを映画の登場人物それぞれに思い知らされる映画です。
「夢」を抱くことの良い点と危険な点
「夢」を抱くことは、
よりよい未来に近づく「希望」ともなり得るし
頑張る活力にもなりますよね。
一方で、
「夢」をみ過ぎて
今、目の前で自分を必要としてくれて、愛してくれる人がいることに気付かないとすれば
何て寂しく愚かなことでしょう。
「現実」をおろそかにする「怖さ」
この映画を観て、
今、目の前で自分を必要としてくれて、愛してくれる人がいることに気付かない「愚かさ」が招く今ある幸せを失う「怖さ」に改めて気付かされました。
失って初めてそのありがたみに気付くようでは
悲し過ぎますよね。
まとめ
月並みな表現ですが、
「夢」も「現実」も
どちらも同じ位大事にすることが、
「幸せ」に生きる秘訣の1つだと思います。
この映画をみて、
「夢」を見過ぎて「現実」をおろそかにする「怖さ」も含め、
「夢」と「現実」のバランス感覚に関して
「幸せ」に生きるヒントをもらったので、
夢を抱いていて今の自分を変えたい!という人に、
映画『女と男の観覧車』を特におススメします!
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