宅建試験の勉強を「時系列」で分けると次の4つに分けられます。
それぞれの段階について全4回に渡ってご紹介している「法律の知識がないド素人でも独学で宅建試験に一発合格する」ための勉強方法及びコツの、今回は3回目の「応用力養成編」です。
第1回目は、
宅建試験の勉強を始めたいけれども「何から始めたらよいか分からない」人向けの「入門編」でした。
勉強の最初にマンガでイメージをつかんだのが私の場合は一発合格できた要因の1つです!
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第2回目は、
宅建試験で問われる内容についてある程度イメージが持てた次は、細かな知識について理解・吸収していく「基礎固め編」でした。
その際に使用する「参考書の選び方」についてと、知識を定着させるためには「最低3回」は基本書と問題集を反復するのが大事、という内容でした。
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次に、
宅建試験「一発合格」に向けて「独学」で勉強する際の「応用力養成」段階で大事なポイントは、次の3つです。
それぞれのポイントについてこの記事では詳しく説明していくので、是非勉強の参考にしてみて下さい!
- 宅建試験の「過去問題集」を「最低3回」は「反復」する
- 「条文の読み込み」をする
- 時間をかけずに「間違いノート」を作る
宅建試験の「過去問題集」を「最低3回」は「反復」する
説明するまでもなく、資格試験である宅建試験の勉強で欠かすことのできない勉強方法の1つである「過去問題集」をこの段階でやっと解き始めます。
1段階目で、
宅建試験の試験内容をイメージする
↓
2段階目で、
試験で問われる細かい知識を理解・吸収(知識の基礎固め)をする
↓
3段階目でやっと、
1段階目と2段階目で築いた「知識の基礎」を元に、実践練習として「過去問題」に取り掛かります。
この段階を踏んでいるからこそ、過去問題を解いてもそれなりに「手応え」を感じることができると思います。
しかしながら、
1回で全ての問題に正解することは難しいので、私の場合は間違えた問題を中心に「3回以上」は過去問題集を繰り返し解きました。
結果、全ての過去問について、自信を持って「回答の根拠」を示すことができる状態まで持っていきました。
私が実際に使用して効果を大いに感じた「過去問題集」はこのシリーズです。
(↓↓↓最新版を載せておくので、参考にしてみて下さい。)
「条文の読み込み」をする
前回の第2回目「基礎固め編」の段階では、最初からあまり細かい知識を気にし過ぎてしまうと、勉強が先に進めなくなってしまったり、また、全体を通して学習して初めて理解できる内容もあります。
「基礎固め」の段階では、
分からない知識は「飛ばす」位の心持ちでいましょう!
ただ、基本書を通しで2回位勉強し終えてもなお理解し難い知識については、直に「条文」に当たって勉強を進めた方がすんなり頭に入ってくる場合もあります。
そこで私が実際に行った勉強法は、「応用力養成」の段階では、
過去問題集の解説に出てきて解答の根拠となった条文や、間違えた問題については基本書に立ち返って復習しますが、その基本書の解説に出てきた条文を1つ1つ調べて、じっくりその条文を繰り返し読みました。
最初は難しくて頭に入ってこない条文も、繰り返し読み込むことで、自分の身体に知識がなじんでくる感覚が出てきます。
昨今、民法を始めとして「過去問題集」を繰り返し解いて暗記しただけでは正解にたどり着くのが難しくなってきているように感じます。
その対策としても「条文の読み込み」は確実に合格するためには重要性を増してきています。
なお、
最近ではネットで簡単に条文が調べられるので、移動中など、机に向かっていない細切れ時間を有効活用する勉強法としても、スマホなどで条文の読み込みをする勉強法もおススメです。
時間をかけずに「間違いノート」を作る
私が宅建試験を独学で「一発合格」するために大事なことだと思うのは、
試験勉強のためには極力ノートは作らない!
ということです。
ノートを丁寧に作る時間があったら、
その分多くの問題を解いて、基本書や条文の読み込みに時間を掛けた方が合格に近づきます。
しかしながら、
試験勉強が進むにつれて、似たような知識が増えてきて自分自身の頭の中の整理が必要になってきます。
曖昧な記憶のせいで正解にたどり着けない、という記憶の粗(あら)が目立ってきたので、必要に迫られて「間違いノート」を作りました。
その際、問題集や過去問で何度も間違えてしまう箇所について「のみ」、自分の頭の中を整理する目的でノートを作成しました。
ここで大切なのは、ノート作りで勉強した気になってしまわないことで、ノート作りは必要最小限に抑えて効率的に勉強を進めることです。
なお、
この時に作った自分が間違えやすいテーマをまとめた「間違いノート」は、「試験直前期」や「試験当日」に見直す際にとても役に立ちます。
あまり丁寧に時間を掛けてノートを作ってはいけない、と言いつつも、気持ちにあまり余裕がなくなる時期にせっかく時間を費やして作成するからには、
自分の苦手な内容を見直して+(プラス)1点をモノにして「合格に近づくための秘密兵器」を自分は準備しているんだ!という目的意識を持って「間違いノート」は作成しましょう!
まとめ
宅建試験に独学で一発合格するための、「応用力を養成する勉強方法」は理解していただけましたか?
宅建試験を独学で勉強する上で「過去問題集」を解いて実践練習することはとても大事です!
また、昨今の宅建試験ではその重要性がますます増している「条文」の知識を固めるためにも「条文の読み込み」も欠かせませんね。
何度も同じ問題を解いても間違えてしまう問題も出てきますが、それは実際の試験でも間違えやすい、ということです。その場合は時間をかけずに「間違いノート」を作って自分の頭の中を整理しておくと、「試験直前期」や「試験当日」に見返す際にとても役立ちます。
なお、
どんな方法が自分にとって理解しやすい勉強方法なのかは、それぞれ各自試行錯誤しながら見つけていく他ないので、私の実践した方法も参考にしながら、ご自分が1番しっくりくる勉強方法を見つけてやってみて下さい!
段階を踏んで宅建試験の勉強を進めてきましたが、次回は最後となる「4.直前期総仕上げ編」です。この記事と併せて、勉強の参考にしてみて下さい!
(「応用力養成編」の次の、「4.直前期総仕上げ編」はこちら↓)
https://matome-newsneta.com/tips-about-takken-4finishing/